知の創発

思ったこと・知ったこと・考えたこと

意識とは

前回、創発について考えていたら、

 

そもそも「意識」とはなんなのか?

 

と、言う疑問が浮かび上がってきました。

気になって少し調べてみると有名な実験が出てきました。

 

それは、ベンジャミン・リベットという科学者の実験です。

その実験では、

 

平均的に、われわれが「動作」を始める約0.2秒前には、「意識的な決定」を表すシグナルが現れる。

しかしわれわれの脳内では、「意識的な決定」を示す電気信号の約0.35秒前には、それを促す無意識的な「準備電位」が現れているのだ。

つまり、われわれが「こうしよう」と意識的な決定をする約0.35秒前には、すでに脳により決断が下されていることになる。

 

 

wired.jp

 

 

てことは、考えたり、感情を持ったりすることは単なる「化学反応」に過ぎないのでしょうか。

 

なんか世の中が無機質なものに思えてきました、、、

 

整理してみると

 

準備電位→意識→行動

 

という流れになります。

無意識は

 

準備電位→行動

 

と、人が「意識」という錯覚?を起こす過程をすっ飛ばしていると考えられます。

 

 

 

ではこの逆の流れ

 

準備電位←意識

 

は、不可能なことなのでしょうか。

言い換えると、意識=自由意志によって脳を動かすということです。

 

残念なことに、できないと書いてあるものしか見つけることができませんでした。

つまり、「意識」というものは単なる「化学反応」ということになってしまいそうです(これを否定できる考えがあれば教えて欲しいです、、)

 

ではこの事実を受け止めた上で、どうやって「意識」というものが発生するのか、人によって考え方が違ったり性格が違ったりするのでしょうか。

 

自分なりに妄想してみたことを次回、書いていきたいと思います!

 

ありがとうございました!!